アドラー心理学実践で相手の対応が180度変わった?!

仕事

 

突然なんですが、職場に勤めていると

 

  • 毎朝「職場に行きたくないなぁ・・・」と思う
  • 職場の人に無視されたり悪口を言われて辛い(自分意外には優しい)
  • 出勤するまでがしんどい、職場に着くまでに帰りたい

 

と悩むことはありませんか?

私も、以前は毎日そう思っていました

仕事に行ってもいいことないし悪口言われるだけ、でも近隣では給料が良くて辞めたくないから仕事には行かないといけない。毎日が辛くてたまりませんでした。 

 

 

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自分が変わることで周りも変わる?

 実は、アドラー心理学を実践すると人間関係を改善できる可能性があるんです。なぜなら、今までの自分から変化することで、周りの人達にも変化が伝わり、接し方が変わってくる可能性があるためです。

 私は本でアドラー心理学を知り、内容を実践し私自身の考え方と行動を変えました。すると、無視したり悪口を言ってくる人の行動が自然と変わり、今ではその人が私を頼って相談してくるほどに対応が変わったのです

 この記事では私がアドラー心理学に出会い、元々の行動をどのように変えていったら周りの環境が変化していったのかを説明しています。この記事を読むと、人生を変える勇気づけの心理学を実践した効果を少しでも知ることができるのではないかと思います。

 結論は、相手の考えを想像し、自分からコミュニケーションをとることで人間関係が改善する可能性があるということです。

 

 

アドラー心理学ってどんなもの?

 

 アドラー心理学とは、アルフレッド・アドラーが打ち立てた心理学のことです。その理論は大きく5つにまとめられています。

 

  1. 自分を主人公にする(自己決定性)
  2. 人間の行動には目的がある(目的論)
  3. 人は心も体もたったひとつ(全体論)
  4. 誰もが自分だけのメガネを通してものを見ている(認知論)
  5. すべての行動には相手役がいる(対人関係論)

 

 これらを知識として取り込むのは簡単かもしれませんが、対人であるだけに実践するにはかなりの勇気が必要です。

私が1番感じたのは、

自分の今までの経験や起こった事実から考えるのではなく(過去志向の原因論)、どんな風になりたいかを考えて行動する(未来志向の目的論)ことで、自分とその周りを変えることができるかもしれない。

ということです。上記の4、認知論と5、対人関係論はぐっさりと刺さり、視点を変えないとまずいな・・・と思いました💦

半ばやけになっていたのかもしれませんが、

「とにかく自分から動かなければ何も変わらない!」

と思い勇気を振り絞って実践しましたのでご一読ください。

 

1年の休職から帰ってきたら・・・

 

 産休が終わりお店に復帰したら一部のリーダーがよそよそしく、お店の雰囲気もガラッと変わっていました。私も復帰したばかりでわからないことだらけだったので心当たりがないことはありませんが、

 

「仕事をしない」

「使えない」

 

などの理由で、一部の従業員(仮にAさんとします)から聞こえる場所で悪口を言われ、話しかけても無視されました。

私も気が強いところがあり、言い返して喧嘩になることも時々ありましたが、「Aさんは言い過ぎ」「ひどいこと言ってくるよね」など励ましてくれる従業員もいたので、Aさんがいない時間は比較的平和に過ごすことができていましたが、私とAさんが一緒のシフトに入っている時はお店の空気がピリピリしていました。

退職者続出の危機感

 

 私とAさんの険悪な雰囲気が怖くて辞めてしまう従業員が何人も出てきてしまい、さらにはAさんは私以外にも気に入らない従業員を無視したり悪口を言っていたようです。

これは流石にまずいぞ・・・と思っていたところに、母が持っていたアドラー心理学の本が目に入り、なんとな〜く貸してもらって読んでみることにしました。

 

気づきと行動開始

 

 母の持っていたアドラー心理学の本はマンガだったのですが、マンガの間に文章で解説も入っているのでわかりやすく、読み方を変えながら何度も読みました。そこで気がついたのですが、Aさんも私も、お互いが「正しい」と思っており、相手のことを理解しようとせず「悪」と決めつけていたのです。

どちらかが正しい、悪いではなく、それぞれの「正義」が噛み合っていない、そしてそれを伝えようとせず押し付け合っていたせいで喧嘩になることがわかったので、まずは自分から歩みよって相手の考えを聞きつつ、自分の考えも少しずつでいいから伝えていこうと決心しました。

 しかし、それは決して簡単なことではありませんでした。

 まずは、感情的にならず会話ができるように持っていこうと思い、どれだけ無視されようとも挨拶は自分からするように決めました。それと同時に、店舗の情報は自分が知らないことがないように毎日早めに出勤し必ず端から端までチェック、担当している仕事や他の業務も今まで以上に頑張りました。いくら挨拶しても無視されるのは正直辛かったですが、半年ほど続けているとAさんの反応が少しずつ変わってきたのです。

 

相手の気持ちの変化

 

 私が毎日挨拶するようになって約半年、Aさんが無視せず挨拶を返してくれるようになりました!最初は顔も見ずに挨拶だけ返していましたが、それから数ヶ月すると今度は顔を見て挨拶してくれるようになりました。

だいぶAさんの警戒心が薄れてきたのが実感できてきたので、

 

「今日はこの数値でいいとと思うんだけど、Aさんはどう思う?」

 

など、Aさんの気持ちや考えを聞くと共に自分の考えも言葉を選びながら、過去に起こった事実ではなく未来にどうしていきたいかを含ませ、少しずつ伝えるようにしました。それを毎日続けていくうちにAさんとの会話が増えていって、さらにはAさんの方から挨拶したり、話しかけてくれるように変化していったのです

会話がだいぶ増えてきたところで、私は塩対応されて自分が傷つきたくないという自分勝手な理由でAさんに話しかけず仕事の内容も共有してこなかったこと、感情的になり喧嘩してしまったことなどを謝罪しました

そしたらAさんも「キツい言い方や態度をとってしまってごめんね」とお互いに謝り、仕事の情報は共有すること、困ったことや悩んだことは話し合おうということで仲直りすることができたのです。

 

2回目の産休から帰ってきたら・・・

 

 Aさんと仲直りすることができたところで、2回目の産休に入ってしまいましたが、その後の復帰は1回目と比べ物にならないくらいものすごく平和でした。繁忙期の前もあってか、みんなから「おかえり!!」と歓迎の声をかけてもらい、めちゃくちゃ嬉しかったです。

実はAさんの他にも挨拶フル無視、会った瞬間「さっさと帰ってください」しか言わなくて会話にならなかったBさんがいたのですが、2回目の復帰後はめちゃくちゃ話しかけてくれて優しくなっていました(笑)

 私がいない間に何があったのか店長に聞いてみたところ、産休に入る前は私が上司でBさんが部下という形だったのですが、私が休みに入ると同時に昇進し同じ立場になったことで「こんなに沢山の大変な仕事をしていたんだ!」と初めて知って、大変だったそうです。

 それと、仕事の引き継ぎをデータで細かくまとめていたことでかなり助かったらしく、お礼も言われました。休む前と180°以上変わっているかもしれません。

 

まとめ

 

 産休から復帰したら(一部の人ですが)自分のせいもあって驚くくらい人間関係が悪くなってびっくりしたのですが、アドラー心理学に出会ったことで、相手の事を想って実践し人間関係が改善しました。今では、喧嘩になったり無視されていたAさんやBさんが仕事のことで頼ってくれたり、相談にきてくれるまでに激変しました。

 

 私が読んだものはマンガですし、アドラー心理学をしっかり学んでいる方からしたらほんの一部分だけかもしれませんが、「こんな考え方があったんだ!」「知らなかった!」という気づきが沢山あったのでとてもお薦めです!

 しかも、この漫画の主人公が私にそっくりなので親近感が半端なく、めちゃくちゃ感情移入できたのもあるかもしれません😅

 

下に購入リンク貼りましたので、よければご一読ください✨

 

マンガでやさしくわかるアドラ-心理学 /日本能率協会マネジメントセンタ-/岩井俊憲posted with カエレバ楽天市場Amazon

 

それでは今回は長文でしたがここまで読んでいただいて本当にありがとうございました!

今回はこの辺で!

 

 

おしまい!!

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. モグラとーちゃん より:

    長い期間をかけて、地道な努力を重ねたウサこんぶさん、凄いと思います。なかなか実践できることじゃないし、成功するかなんてわかんない。僕だったらすぐくじけちゃって諦めてしまいそうです。
    こんな仲直り、テレビドラマじゃなくてもあるんだーって勇気付けられます。
    ありがとうございます。

    • usakonbu56 より:

      モグラとーちゃんさん、コメントありがとうございます!
      私も、味方が誰もいなかったら仕事を辞めていたと思います。
      その当時はすごく辛くてしんどかったですが、自分の行動を見直す貴重な経験をさせてもらえたな〜と今だったら思えます😁

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